[カノン]「ふはああぁーーーーっ♪ ああ、あぁっ、あ……は、ん」
 大好きな子の気持ちよさそうな声って……こんなにも心が震えるものなんだな。
[カノン]「ちゅっ、ちゅ、ん……お兄様ぁ、ちゅ……」
[暁]「……平気だったね?」
[カノン]「はい……さ、さっき、イジワルって言ってごめんなさい。お兄様がいっぱいしてくださったから……」
[暁]「謝ることないよ。俺だって今、すごく気持ちいいんだ」
[カノン]「お兄様……ちゅ、ん、好き……大好きです」
 カノンちゃんがうっとりと微笑んで……キスをしてくれてる間は、容赦ないソコの収縮に耐え続ける。
[カノン]「キス、いっぱいして……いいですかっ? ぎゅーってしたり……み、みんな、したいですっ」
[暁]「いいに決まってるよ。俺達、繋がってるんだから」
[カノン]「お兄様ねっ? ぴくんぴくんって、してます……可愛い……」
 本当に嬉しそうに、カノンちゃんは微笑んだまま……くいくいっと腰を使う。
 俺への想いが伝わってくる腰使いに、どんどん胸が熱くなる。
[カノン]「前の時より、お兄様……奥まできてる感じ、します……お、おへその下まできてます……」
[暁]「カノンちゃんの中、少し広くなったのかもね……俺の形にあわせて」
 そういうことを確かめあうと、たまらなくなって……。
[カノン]「きっと、そうです……私のここ、お兄様の形になったんだと思います」
 俺が少し腰を使うと、感極まったようにムギュッと俺を抱いて……カノンちゃんは首筋にキス。
[暁]「お、俺……気持ちよすぎて限界。いい? カノンちゃん」
[カノン]「……今、動かしてみてくださいって、おねだりするところでした」
 続けて唇の先をチュッと触れ合わせて。
[カノン]「んん♪ んっ、あ……あっあっあ、あ……あ、すごいっ、すごい……お兄様ぁ」
 カノンちゃんの声がいきなり、嬉しそうに跳ねたのが嬉しくて……。
[暁]「もっとするよ、カノンちゃん……ちゅ、気持ちいい声……聞かせてね」
[カノン]「私っ、声……大きくなっちゃいます、お兄様とエッチ、してる時……だけ、ん、ん、違うところから声、出てるみたいに」
[カノン]「誰かに、聞こえちゃうっ、かも……しれません」
[暁]「誰も来ないよ。来たって、こうやって隠しちゃうから」
 カノンちゃんにぴったりと覆いかぶさって、サラサラの髪を撫で下ろしながらこめかみや頬にキス。